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INTERVIEW_10

INTERVIEW_10

顧客のニーズに応える
オーダーメイドの外国籍ファンドを
現地スタッフとともに組成する。
M.F
海外インベスターサービス営業部
2020年入社

※所属はインタビュー当時のものです。

Career
2011年-2013年 メガバンク
2014年-2020年 上記メガバンクグループの信託銀行
Skill
外国籍ファンド管理、英語力:ビジネスレベル
Reason
前職では信託銀行で海外有価証券の管理業務に長く携わり、5年ほど大手の機関投資家の顧客窓口を担っていた。その後、外国籍ファンド管理業務の日本での営業窓口を担当していたが、この分野でより幅広い経験を積みたいと思い転職の検討を開始した。転職活動にあたり調査したところ、三菱UFJ信託銀行が日系の銀行では取り扱い可能なアセットの種類が豊富で、複雑なストラクチャも対応可能ということを知り、チャレンジの場としてもっとも適していると考え、転職を決意した。

MOVIE

インタビュー動画はこちら!

現在の仕事内容を教えてください。

海外インベスターサービス営業部では、外国籍ファンドの管理業務(アドミニストレーションサービス)とグローバルカストディ業務の営業・クライアントサポートを行っています。私は外国籍投信営業課に所属しており、アセットマネジメント会社や機関投資家に対し、アドミニストレーションサービスを提供しています。外国籍ファンドにおけるアドミニストレーションサービスとは、約定データや運用資産の評価額をもとにファンドの会計処理を行うことを主業務とするサービスで、実際に事務を行う海外拠点と協働して日本での営業とお客さまのサポートをしています。外国籍投信営業課では、主にファンド組成にあたるストラクチャリングの検討相談からファンドの設定までを担当しています。外国籍ファンドとは外国の法律に基づいて、外国で設定・運用されるもので、ケイマン諸島やルクセンブルク籍がその代表です。外国籍ファンドは国内籍ファンドと比較して、ファンドに組み入れ可能な資産が幅広く、商品企画・運用手法の柔軟性が見込まれます。昨今では、プライベートアセットへの投資用ビークルとしてニーズが高まっており、当部でも年間50~60件の外国籍ファンド組成に携っています。私自身は入社後4年間担当として業務に従事し、2024年度より管理職となりラインマネジメントを担当しています。

外国製ファンド組成の面白さ、難しさとはどのようなものでしょう?

機関投資家やアセットマネジメント会社のニーズは多岐にわたります。伝統的資産である株や債券への投資だけでなく、プライベート・デットや、プライベート・エクイティ等プライベートアセットを取り扱うケースが増えています。 それぞれのファンド設計にあたっては詳細な注文・ご要望があり、ファンド組成はすべてがオーダーメイドとなります。そのご要望をどうすれば満たせるかスキームを検討し、多くの関係者と調整を行う必要があります。実際の事務作業を行うのは海外現地にいるローカルスタッフのため、その折衝も簡単にいかないことが多いです。一般的に日本のお客さまの要望は高く繊細であるため、文化の違いからローカルスタッフと軋轢を生むケースもあります。こうして挙げていくと大変なことばかりのようですが、目的に即したファンドを立ち上げたときの充実感はひとしおです。

入社して感じた三菱UFJ信託銀行の社風や強みを教えてください。

入社前は日系金融機関ということで、クローズドな文化があるのではないかと思っていましたが、実際はそんなことはなく、キャリア入社社員に対して非常にオープンな雰囲気です。私は前職で培ってきた知識・経験を基に改善策やアイデアを提言することもキャリア入社社員の役目だと考えていますが、忌憚のない意見にも耳を傾けてくれる懐の深さがあります。ここ数年はコンスタントにキャリア採用も行っており、多様な経歴の人が集まって多様性のある企業になってきたと感じます。また、社内には長年に渡って培ってきた知見や実績が大きな財産として蓄えられており、個々の専門性も極めて高いと感じます。この「専門性を身につける」という特色は当部に限ったことではなく、三菱UFJ信託銀行のあらゆる部門に共通する特色でしょう。私自身もファンドに関する専門性を深められた実感があり、自信を持つことができています。それこそが三菱UFJ信託銀行で経験を積む最大のメリットかもしれません。

キャリア求職者へのメッセージをお願いします。

三菱UFJ信託銀行の業務は専門性を求められるものばかりですから、経験があるに越したことはありません。しかし、キャリア入社社員向け研修をはじめ、学習を支援する制度・環境も整っていますし、現場で学べることも多いのでそこまで心配しなくても大丈夫です。むしろ、顧客のニーズや海外現地法人の体制、海外規制など外部環境が日々変わっていくため、変化を前向きにとらえられる人が向いていると感じます。もちろん、他社や他業界で身につけた専門性を活かし、さらに深めたい人にはうってつけの会社でしょう。私の部署で言えば語学力も大きな武器になります。先述の通り、ローカルスタッフとのやりとりはすべて英語で行われ、英語に触れない日はありません。海外で働くチャンスも他の部門に比べて多いので、海外志向の高い人には特にお勧めです。大切なのは自己をより成長させたい、新たな高みにチャレンジしてみたいという意志だと思います。ぜひ、チャレンジをお待ちしています。