02.ファンドマネージャー

刻一刻と市場は変わる。
変化を見極める判断、
リスクを取る決断が重要。

林 潤一郎

政治経済学部 経済学科
資産運用部 オルタナティブ運用課
2012年入社

現在の仕事について教えてください

年金基金や法人などのお客様から資金をお預かりし、期待を上回る運用成果の獲得を目指すファンドマネージャーです。株式や債券など伝統的な資産に加え、コモディティや不動産などの非伝統的な資産を活用したり、それらを組み合わせたマルチアセットファンドなどオルタナティブ投資と言われる運用を行っているチームに所属しています。私はその中でJ-REITという不動産投資を担当しています。

J-REITはオフィスや住宅、商業施設、ホテル、物流施設など国内の賃貸不動産を保有しており、そこから得られる賃貸収入や物件の売却益などを収益の源泉としています。社内のアナリストと頻繁に議論を交わしながら、各銘柄が保有する物件の運営状況や賃貸収入の予想など企業のファンダメンタルズ情報に加え、金融市場やマクロ経済環境など、あらゆる情報を多角的に分析し、日々投資判断を行っています。

仕事の面白みや、やりがいについて教えてください

市場は刻一刻と変化します。この仕事においては、市場の変化を見極める判断とリターンを獲得するためにリスクを取る決断が重要です。世界中に数多くの投資家が存在する中で、超過収益を獲得していくのは容易なことではありませんが、だからこそ挑戦しがいのある仕事だと思います。自分の投資判断や決断がすべてパフォーマンスという数字で結果として表れるので、市場動向によっては厳しい環境にさらされることもありますが、それを乗り越えて良い結果を残せた時の達成感は非常に大きいものがあります。

 また、今や金融はグローバル化しており、世界各国の景気や金融政策、政治動向など様々な要因が市場を動かすファクターとなります。毎日多くのニュースが飛び交うなかで、真に重要な情報を見極め取捨選択する事は大変ですが、その分刺激があり日々新しい発見が得られるのもこの仕事の大きな魅力です。

資産運用部の社員と環境について教えてください

部内には私のようなリサーチや定性的な判断を重視するジャッジメンタルタイプのファンドマネージャーだけでなく、クオンツ運用やパッシブ運用のファンドマネージャー、企業調査を行うアナリストやトレーダーなど運用に関わる“スペシャリスト”が揃っています。それぞれ担当している投資対象や、それらに基づく運用戦略や哲学に違いはありますが、互いに敬意を払いながら、彼らの経験や意見に学び、成長できる環境があります。部内でのジョブローテーションもあり、複数のポジションを経験しながら運用者として専門性を高めていくことができます。

 また、近年はAIを活用したモデルやファンドの開発など先端的な技術を活用した運用の研究にも積極的に取り組んでいます。運用の世界も日進月歩で進化しており、学術的な研究を実務に活用・応用する機会も多く存在します。

ご自身、および担当業務の展望について教えてください

私たちが行っているアセットマネジメントビジネスは中長期的に市場の拡大が期待されていますが、同時に運用会社間の競争も激化しています。その中で当社は2019年に豪州の資産運用会社を買収するなど、グローバルでの存在感も高めており、アジアのリーディングアセットマネージャーになることを目指しています。私自身も、将来は、海外での経験なども積み更にファンドマネージャーとしてのレベルを上げ、当社、ひいてはMUFGのアセットマネジメントビジネスの発展に貢献することで、お客様の期待に応えていきたいと考えています。

この仕事は文系でも理系でも活躍できるフィールドがあります。必要なことはマーケットや世の中の変化に対する好奇心です。キャリアを通じて専門性を追求し、”プロフェッショナル”を目指したいと考える方は、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。