当社の証券代行部門は上場企業の受託会社数が約1,600社、管理株主数が約2,300万人であり、現在日本一の規模です。私のミッションは、これらの会社・株主に対して安定した株式事務サービスを提供する事務システムの設計・管理です。毎日、株主から株式の名義書換や、配当金の振込先変更等の依頼が、数千件から数万件という単位で届きます。この大量の事務を、システムと人の力を使って、確実・円滑に実行する手段を考えます。そのためにはシステムの知識も大事ですが、それ以上に、証券代行業務に関する理解と、満たすべき法定要件等の知識が必要です。大変な作業ではありますが、自分の考えに基づいた事務システムが無事稼動し、成果をあげたときは喜びもひとしおです。
今でも印象に残っている仕事に、入社3年目のときの合併による証券代行システム統合があります。私は株主データを統合する担当の一人に任命されました。株主名簿に関わることであり、絶対にミスは許されません。当時の私には大きなチャンスです。有識者への確認や過去資料の調査等、徹底的に不明点を調べあげました。膨大な作業の前に途方に暮れかけたこともあります。それでも、絶対に成功させたいという気持ちと周囲の支えのおかげで、2年かけて統合システムを完成させました。統合が完了したとき、自分の成長を実感したのはもちろんですが、半人前だった私にチャンスを与え、最後まで面倒をみてくださった上司、先輩、関係者の皆さまに、心から感謝せずにはいられませんでした。
株券電子化という業界全体が転換期を迎える一大イベントのプロジェクトに従事したことがあります。転換期の事務システム設計に携わるという貴重な経験ができました。また、最近は新商品の開発にも参加するようになりました。今までは、決められたことをいかに実現するかが主な課題でしたが、今度は決まっていないところから何かをつくることが課題です。より企画的な要素が強くなっており、マーケティングや収益性の検討など、未経験の仕事がたくさんありますが、今の自分に足りない部分を成長させる絶好の機会と捉えています。このような機会を自分の糧として、将来どのような業務でも通用するプロフェッショナルになることを目標としています。












