社員の声

社員の声

企業年金という
制度の未来を、
数理計算を
通じて支えたい。

受託財産業務(年金)アクチュアリー担当
入社6年目/理学部出身

吉田 興正

年金アクチュアリーは「外を向いた仕事」

数学や物理が高校時代から大好きで、難しい問題を一生懸命考えて解いたときの達成感に魅力を感じ、大学は数学科に進みました。その後、学校でアクチュアリーの仕事の紹介があり、数学の素養を活かせるこの職業の存在を知りました。そして、就職活動に際して実際にアクチュアリーの方に会いに行って話を聞き、「ああ、自分でもやってみたい」と思いました。

アクチュアリー業務は生命保険会社や損害保険会社にもありますが、信託銀行における年金業務では、お客さまである企業の年金制度をコンサルティングします。さまざまな企業に足を運んでヒアリングしたり、制度の設計から提案したりと、「外を向いた仕事」ができるという側面があり、その点に強く惹かれました。

当社に決めた理由は、セミナーで先輩社員の方々と話してみると、皆さん専門性が非常に高いだけでなく、親しみやすい人柄とアットホームな雰囲気を感じたからです。また、「将来的には、さまざまな業務に挑戦する機会があるよ」という先輩の話も魅力的でした。

数理計算には、根拠となる法令の解釈が求められる

今、多くの企業が年金制度の段階的な改革に取り組んでいます。当社はお客さまとの長期的な信頼関係のもと、企業年金制度運営のパートナーとして、コンサルティング、制度設計、数理計算、官公庁渉外、制度管理および給付事務のサポートに至るまで、総合的なソリューションを提供しています。

その中で私は、お客さまが企業年金制度の設計を変更される際に、新たな給付内容にもとづく年金債務や掛金を計算する業務を担当しています。将来にわたってどの程度の給付が発生するのか、統計的手法を用いて合理的に予測し、債務や掛金を算出、報告書にまとめています。

とはいえ、数理計算は決まった公式に数字を当てはめて答えが出るものではありません。案件ごとに、法令の条件を満たしているか、仮定した前提条件が妥当であるかなど、さまざまな観点から検証しなければなりません。例えば、新たに設計しようとする年金給付の仕組みや掛金の設定方法が認められるかどうかは、法令を字面どおりに解釈しただけでは判断できない場合があります。条文が定められた背景まで掘り下げて自ら徹底的に考えを巡らせ、時には行政機関を訪問して意見交換や交渉を重ねながら、一歩ずつ前進するしかありません。

一筋縄ではいかない苦労もありますが、最終的に成し遂げた計算結果についてお客さまに満足していただけた際には、大きなやりがいを感じます。

ますます大きくなる、企業年金の果たす役割

少子高齢化とともに公的年金がスリム化していく中で、企業年金は老後の所得保障においてより重要な役割を果たすようになっています。この制度を将来にわたって安定的に存続させることは、私たち年金アクチュアリーの使命だと思っています。

今後は、自分の業務範囲を数理計算からコンサルティング領域に広げていきたいですね。お客さまとの情報交換や提案の機会を今以上に増やし、ともに新しい時代に適合する企業年金制度を設計・運用していくことで、より多くの人々が安心して年金の受給権を享受できる社会に貢献できればと思います。

そのための取り組みの一つとして、自分の専門スキルを継続して高める努力に加えて、周囲の若手のスキル向上や組織としての業務品質アップに寄与できるような力を、もっと培っていきたいと思うようになりました。

さらにその先の将来には、アクチュアリーとして身につけた年金数理関連のスキルを軸として、より幅広い領域の仕事にも挑戦してみたい想いがあります。法人業務など信託銀行ならではの業務の広がりを活かして、企業の財務面の幅広い課題に対してサービスを提案できるプロフェッショナルを目指したいと思っています。

この会社って…幅広い視野と高い専門性を持った人が多い

私自身、入社3年目に日本アクチュアリー会正会員の資格を取得。周囲にも専門性の高い資格を駆使して活躍されている人が多く、その上、とても一体感がある職場でもあります。自分の新人時代には温かく若手を見守る組織風土をとても頼もしく感じました。法令の解釈などで迷ったとき、幅広い視野と高い専門性を持った先輩社員のアドバイスに目を開かれる経験を何度となくしてきました。

MY SCHEDULE 私の1日

MY PRIVATE 私のプライベート

本やアートに触れる時間を大切にしています

もともと読書が好きで、仕事に関わりのないものを含めて経済の本や、数学・物理学関係の本や雑誌をよく読みます。最近は名探偵シャーロック・ホームズが登場するコナン・ドイルの小説にもハマり、論理的に謎が解明されるミステリーのおもしろさを再認識しました。また、昨年3月に結婚してからは、妻に誘われて美術館や博物館に足を運ぶ機会が増え、これも息抜きの場の一つになっています。

MY DESK 私の仕事机

全ての数理計算をノートパソコン1台とシンプルな計算機でこなしています。計算以前に法令をどう解釈するかが重要ですので、法令通達集と法令関係の資料は常に手の届くところに置いています。

※社員の所属・役職・入社年次・担当業務は取材当時のものです。

三菱UFJ信託銀行では、仕事の内容や会社の雰囲気を
知っていただくためのセミナーを数多く開催します。